在庫保有のメリット・デメリット
中国仕入れは無在庫でリスク低く事業を運営できることがメリットの1つですが、あえて在庫保有することのメリット・デメリットをこの記事では記載いたします。
在庫保有のメリット・デメリット
メリット
お客様の元へ届くまでの時間が短縮できる
在庫を自社で保有しているとお客様の元へ届くまでの時間を短縮することが可能です。
在庫保有していない場合、お客様の注文が発生してから中国セラーへ発注し倉庫へ納品するまでのフローが発生しますが、在庫保有をしているとそのフローを省略することができます。
中国セラーへ発注してから検品完了するまでに5~7日程度かかりますが、この日数を短縮できます。
お客様の注文が発生してからすぐに、発送開始することができます。

セラーのデザイン相違の影響を受けづらい(=在庫都合のキャンセルが発生しづらい)
同じセラーから買っても生産ロットによってはデザイン相違が発生してしまいます。
在庫保有しておけば、既に検品で合格となった商品のみを保有しているため、在庫が用意できないといったトラブルを未然に防ぐことができます。
デザイン相違が出てしまう背景
中国のセラーは生産工場から買い付けて私たちに販売しています。
生産工場では一度に大量生産を行い、在庫が捌けると再度大量生産を行います。
このように都度大量生産を行っているために、前回の大量生産時のデザインと今回の大量生産時のデザインでデザインに差が生まれてしまいます。
大量生産を行う頻度は約2週間ほど(商品の生産規模にもよる)となっております。
そのため、一度デザイン相違が起こっても2週間後には改善されるケースもあります。
発注数次第では単価を下げることも可能
特定商品の保有数を増やす場合、大量発注による値下げが可能なパターンがあります。
中国セラーによって基準が異なるため一概には言えないのですが、xxx件以上注文するとxxx%程度安くすることができるケースがあります。
デメリット
売れ残るリスクがある
注文予測を誤ると売れ残ってしまうリスクがあります。
この課題への対応として、福袋等のセット販売を随時行うことで定期的に在庫を捌くことでリスクを低減することができます。
在庫保有が向いているブランドの特徴
売れ筋商品が一定見えている
安定的に売れている商品が見えていると、どのアイテムを在庫保有とするか意思決定がしやすいです。
最初から在庫保有を進めず、売れ筋が見えてから在庫保有を始めるのがおすすめです。
SKUが少ない
SKUが多いと売れるアイテムもばらけやすくなり、売れ筋の判断がしづらくなってしまいます。
逆にSKUが少ないブランドは在庫保有をお勧めします。
Cross Stockで在庫保有したい場合
Cross Stockなら在庫保有が可能です!
売れ筋さえ把握できれば、在庫保有はブランドにとっても、お客様にとってもメリットが大きいのでぜひ在庫保有されることをオススメします!
どのアイテムを在庫保有するか目処が立ってきた段階でご相談いただけますと、詳細な進め方等をご説明させていただきます。
担当者までお気軽にご相談ください。
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